パーシャル貨物とは
パーシャルトラック(PTL)の貨物は、LTL(小口混載)には大きすぎるものの、トレーラー1台分は必要ない貨物です。
パーシャルトラックは、LTL(小口混載)とフルトラックの中間に位置します。LTLの上限である約15,000 pounds、10パレットを超えたものの、トレーラーの大半が空いてしまう貨物に向いた輸送モードです。
一般に、5,000〜40,000 pounds、または5〜14パレットの貨物がパーシャルトラックの対象になります。ほかの少数のパーシャル貨物とトレーラーを共有しますが、LTL貨物のようにキャリアのターミナルを経由することはありません。集荷時に一度積み込まれ、配達まで同じトラックに載ったままです。ただし、ほかの荷物のために途中で停車することはあります。
これにより2つの点が変わります。取り扱いが少ないため、輸送日数は通常短くなり、破損のリスクも下がります。そして料金の決まり方が異なります。LTLが使う貨物クラスの仕組みではなく、パーシャル貨物は通常、必要とするトレーラーのスペース、重量、距離で料金が決まります。
こうした利点があるにもかかわらず、パーシャルトラックはまだ十分に活用されていません。LTLを超えるもののフルトラックには満たない貨物では、コストと輸送日数のバランスが最も良い選択肢になることが多いのです。
パーシャルトラックの概要
- 重量
- 5,000〜40,000 pounds。
- パレット数
- 5〜14パレット。
- トレーラー
- ほかの少数のパーシャル貨物と共有し、LTLのターミナルは経由しません。ほかの荷物のために途中で停車することがあります。
- 取り扱い
- 集荷時に一度積み込み、配達時に一度降ろします。
- 料金
- スペース、重量、距離に基づき、通常は貨物クラスを使いません。
- 車両
- 最も多いのはドライバンですが、フラットベッドなどの開放型トレーラーでもパーシャル貨物を運びます。
パーシャルの貨物がありますか?
重量、パレット数、輸送区間をお知らせください。パーシャルトラックとして料金を算出し、LTLやフルトラックと比較します。
パーシャルトラックのメリット
パーシャル貨物には、手頃でコスト効率の良い輸送方法として魅力的な利点がいくつかあります。
物流がシンプルに
1台のトラックが最初から最後まで荷物を運びます。トラックやターミナル間の積み替えがないため輸送日数が短くなり、接点が少ない分、遅延やミスの機会も減ります。
貨物クラスの手間がない
パーシャル貨物は通常、LTLが依存するNMFCの貨物クラスを使わずに料金が決まります。貨物を分類する手間が省け、クラスの誤りに伴う再分類の追加請求も避けられます。
取り扱いの削減
パーシャル貨物は、積み込みも荷下ろしも一度だけです。取り扱いが少ないほど輸送中の破損の可能性が下がり、商品が出荷時の状態で届くため、お客様にも満足していただけます。
使った分だけ支払う
トラック1台分ではなく、貨物が占めるトレーラーの割合に対して支払うため、中量の貨物を経済的に運べます。
これらのメリットを比較することで、出荷ごとに納得のいく選択ができます。RS Groupは、お客様の貨物に合った料金を見つけることを専門としており、パーシャルの範囲の貨物には、PTLが最適な選択肢になることが多くあります。トレードオフについては、パーシャルトラックのメリットとデメリットのガイドをご覧ください。
パーシャルトラックを利用する企業
PTLは、LTLとフルトラックの間を埋める輸送モードのため、あらゆる規模の企業が利用しています。代表的な例を挙げます。
中堅企業
中堅企業では、LTLの上限を超えるものの、トラック1台分は必要ない出荷がよくあります。PTLなら、専用トレーラーより低いコストでこうした大きめの貨物を運べます。
メーカーと流通業者
メーカーや流通業者は、LTLでは運べない量の商品を、早い配達とコストの抑制を両立しながら運ぶために、PTLを活用しています。
小売業とEコマース
小売業者やオンライン販売業者は、大口と小口の注文が混在します。PTLなら、LTLの上限は超えるもののトラックを満たすほどではない出荷をまとめられ、輸送コストを下げられます。
ブローカーと物流事業者
貨物ブローカーや物流事業者は、PTLを使って出荷とトラックの空き輸送力を結びつけ、スペースを有効に活用しながら、顧客により多くの選択肢を提供しています。
建設業と建築資材
木材、鉄鋼、機械はかさばり、重量もあります。PTLは、LTLには大きすぎるもののフルトラックは不要な荷物を運び、フラットベッドでの輸送にも対応します。
特殊な業界
自動車、航空宇宙、医薬品など、繊細な貨物や高価な貨物を扱う業界は、取り扱いがより管理され、接触の少ない輸送を目的にPTLを利用しています。
パーシャルトラックのよくある質問
LTLとパーシャルトラックの違いは何ですか?
LTLは、150〜15,000 pounds、最大10パレットの小さめの貨物を、キャリアのターミナル網を通じて運び、途中で荷下ろしと積み直しを行います。パーシャルトラックは、5,000〜40,000 pounds、または5〜14パレットの大きめの貨物を、集荷から配達まで1台のトラックで運びます。
パーシャルトラックはLTLより安いですか?
安くなることがあります。大きめの貨物では、貨物クラスやターミナルでの取り扱いを含めて計算すると、パーシャルの料金のほうが安いことが多く、輸送日数も通常は短くなります。小さな貨物では、通常LTLのほうが安くなります。当社は両方の見積もりを出しますので、比較してご検討いただけます。
パーシャルトラックでは貨物クラスを使いますか?
通常は使いません。パーシャル貨物は一般に、NMFCの貨物クラスではなく、占めるスペース、重量、距離で料金が決まります。
パーシャルトラックはどのように手配しますか?
発地と着地、合計重量、パレット数とサイズ、パレットを積み重ねられるかどうかをお知らせください。詳細はパーシャルトラック輸送のページに掲載しています。見積もりの依頼も直接承ります。